ぬか床に鮭の皮を入れてみたらぬか床がまろやかに

今回は生の鮭を焼いて食べた残りの皮と骨をぬか床に入れてみました。

もっぱら塩鮭がいいと言われているのは知っていました。

しかし、生のサーモンしか売ってなかったので、生の鮭を焼いて使いました。

ノルウェー産のサーモンでした。

かなり脂がのっていて、焼いて食べたとき美味しかったです。

その旨味がぬか床にうつり、ぬか床がまろやかになりました。

ぬか床をまろやかにするには、塩鮭の頭がいいと言われていますよね。

しかし、なかなか手に入るものではないです。

それに大きすぎます。

そこで、鮭の皮を入れてみました。

生鮭の皮を使ったのですが、どうしても生臭さが残ってしまいました。

使うなら、塩鮭の方がいいと思いました。

ぬか漬けをまろやかにするには鮭の頭を入れる

ぬか漬けをまろやかにするには、塩鮭の頭を入れるといいと言われています。

私の持っている本では、こちらの本でもそう書いてあります。

そこで、もっとも推奨される塩鮭を使ってみようと思い立ちました。

ぬか漬けをまろやかにするには鮭の皮も良い

そうはいっても、塩鮭の頭は手に入らず。

鮭の皮でも同じような効果があるようなので、鮭の皮を入れることにしました。

塩鮭ではなく、今回は、生の鮭の皮を使ってみました。

入れてすぐは、やはり生臭い匂いがわずかにありました。

2日後には、生臭さはかなりなくなりました。

しかし、どうしても生臭さは残ってしまったので、

使うなら塩鮭がおすすめです。

ぬか床に鮭の皮を入れてみた

今回使った鮭は、1切れです。

身がところどころついていましたが、気にせず入れてみました。

1日経った時には、表面があまり変化しなかったので、放っておきました。

匂いは、若干芳香臭がし始めていました。

そして、2日目になって、一気にぬか床が白くなりました。

産膜酵母が張るスピードが、その他の時と比べて早かったです。

驚きました。

2日目の骨と皮はこんな感じでした。

ピンク色の身がほぼなくなっています。

また、皮の裏の脂肪もほぼなくなっていました。

試しにぬか床を食べてみると、旨味があってまろやかになっていました。

ただし、やはり鮭の匂いがありました。

塩鮭の方が匂いはしないのだろうと思います。

3日目には、皮が完全になくなっていました。

1週間経つと、骨が透明で薄くなって柔らかくなり、

小さなものは消えてしまいました。

ぬか床に入れる鮭の皮は塩鮭を使うべき?

ぬか床に入れるには、塩鮭の皮を使うべきかと言われると、塩鮭の方がいいと思います。

大きなコンテナ、壺を使っているのなら、生の鮭でもそれほど問題ないかと思います。

ただ、塩鮭を使った方が匂いの心配をしなくて済むと思います。

ぬか床に鮭の皮を入れて生臭くならない?

漬けてすぐの時に若干臭うくらいです。

時間が経てば、ぬか床の香りが味噌のような、深い香りになります。

味もまろやかで、旨味が出てきます。

心配な方は、塩鮭の皮からトライするのがいいと思います。

特に、ぬか床に旨味がなくて悩んでる人には、おすすめです。

鮭の皮を入れた後、さつまいもを漬けてみましたが、

さつまいもは生臭くはなかったです。

ぬか床に鮭の皮を入れるときのコツ

私が考えるぬか床に鮭の皮を入れるときのコツをいくつか。

まず火を通すことです。

今回はフライパンで焼いたので、あまり皮に火が通りませんでした。

それから、骨も入れるといいらしいので、骨も入れてみるといいと思います。

ぜひ塩鮭で試してみてください。