みょうがは薬味として用いられがちですが、まるごと味わうのにもってこいの食べ方が、みょうがのぬか漬けでしょう。
みょうがに切り込みを入れてから、ぬか床に漬けるのが、みょうがのぬか漬けのコツです。
これによって、みょうがが辛すぎるといった、失敗を防ぎます。
漬け時間も12時間程度と短く、ひとつあたりの大きさも大きくないので、気軽にトライできる食材です。
ぜひ挑戦してみてください。
みょうがのぬか漬けの作り方
まずは、みょうがを用意します。
みょうがの汚れを水洗いし、落とします。
みょうがを下ごしらえする
みょうがの下ごしらえをしていきます。
みょうがの汚れを水洗いして落とし、水気を拭き取る
水でみょうがを洗い、汚れを落とします。
汚れを落としたら、下ごしらえに入ります。
みょうがに切り込みを入れる
みょうがに切り込みを入れます。
根本から、十字に切り込みを入れます。
さらに切り込みを入れます。
根本が十字に割れます。
すべてのみょうがに切り込みを入れて下ごしらえは完了です。
つぎは、みょうがをぬか床に漬けていきます。
みょうがを漬ける
ぬか床を用意します。
みょうがをぬか床に漬ける
みょうがをぬか床に漬けていきます。
みょうがをぬか床に埋めていきます。
すべてのみょうがを埋めます。
すべてのみょうがを漬けたら、みょうがが漬かるまで待ちます。
みょうがが漬かったらみょうがを、ぬか床から取り出します。
みょうがをぬか床から取り出す
みょうがの漬け時間が過ぎたら、みょうがをぬか床から取り出します。
みょうがの入ったぬか床を用意する
ぬか床を用意します。
みょうがを取り出していきます。
あまりに、みょうががかたいとまだ漬かりが浅いです。
みょうがが食べられそうか確認します。
みょうがが食べられそうなら、みょうがを切って盛り付けていきます。
みょうがのぬか漬けを切って盛り付ける
みょうがについたぬかを、洗い流します。
あまり、ぬか漬けの味が落ちないようさっと洗い流します。
みょうがのぬか漬けを切っていきます。
みょうがのぬか漬けを半割にします。
切らずに、皮をはがして、皿に盛り付けます。
これでみょうがのぬか漬けの完成です。
みょうがのぬか漬けの切り方は、千切り、輪切りより、半割にするなどがおすすめです。
次はみょうがのぬか漬けの漬け時間についてです。
みょうがのぬか漬けの漬け時間(常温)
みょうがのぬか漬けの漬け時間は、
夏は、12時間以上を目安とします。
切り込みが深ければ深いほど、早く漬かります。
また、半分に割ると、とても早く漬かります。
ぬか床の調子や、部屋の温度を考慮して、漬け時間を調整します。
みょうがのぬか漬けの漬け時間(冷蔵)
みょうがのぬか漬けを冷蔵庫で漬ける場合は、24時間程度以上を目安にします。
こちらも、ぬか床の調子や、みょうがのしたごしらえに応じて、漬け時間を調整します。
みょうがのぬか漬けが辛いときの対処法
みょうがのぬか漬けが辛いときの対処法は以下の通り。
- みょうがの漬け時間を長くする。
- みょうがを半分に割ってぬか床に漬ける。
私がぬか床を作り始めて1年半ほどの時。
みょうがのぬか漬けがどう考えても美味しくなかったのを覚えています。
苦くて辛くて全く美味しくありませんでした。
それもあって、ぬか床を新しくしました。
そうしたら、みょうがのぬか漬けが甘くなり、とても美味しく感じたのを覚えています。
今回も美味しくできており、みょうがのぬか漬けが美味しくできるかどうかは、ぬか床が調子がいいかのバロメーターになるかと思います。
みょうがを半割りにする、長く漬けてみる。
これでもミョウガのぬか漬けが辛ければ、以下の対処法が考えられます。
- 足しぬかをする。
- ぬか床を新しくする。
ミョウガは半割りにすると、とても漬かりやすくなります。
半割りにしても、うまくいかない場合は、足しぬかをした方がいいかと思います。
それでもうまくいかない場合は、ぬか床を新しくする方がいいと思います。
みょうがのぬか漬けの漬け方のまとめ
みょうがのぬか漬けの漬け方のまとめです。
みょうがの下ごしらえと、漬け時間をまとめます。
みょうがの下ごしらえの仕方
みょうがは、辛味があるため、根本から切り込みを入れて漬けるようにします。
切り込みを入れることで、ぬか床に含まれる乳酸菌等の菌が、みょうがの中まで活動していくことを助けます。
- みょうがの汚れを水洗いして落とし、水気を拭き取る
- みょうがに切り込みを入れる
みょうがのぬか漬けの漬け時間
みょうがのぬか漬けの漬け時間は、夏なら、12時間、冬、冷蔵庫なら、24時間が目安です。
- 夏は12時間
- 冬、冷蔵庫なら24時間
あとがき
私は、半日ほどで取り出して食べるときのみょうがのぬか漬けが、ほんのり甘みが感じられ、好みです。
うまく漬かれば、甘みが感じられるので、辛さが抜けない、もしくは美味しくない場合は、ぬか床の手入れが必要かと思います。