![ぬか漬けの鷹の爪の入れ方](https://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2020/03/peppr_eyecatch.jpg)
ぬか漬けに鷹の爪を入れる方法は、
非常に簡単です。
鷹の爪を用意し、輪切りにして、種をとってから、
ぬか漬けに入れます。
鷹の爪を入れるとぬか漬けの味が引き締まります。
また、菌の過剰発酵を抑える役割もあるので、
ぜひ鷹の爪をぬか漬けに入れてみてください。
ぬか漬けの鷹の爪の入れ方
ぬか漬けに鷹の爪を入れる方法は簡単です。
ぬか漬け1kg程度に鷹の爪を2,3本入れます。
写真付きで紹介していきます。
まずは、鷹の爪を用意します。
鷹の爪を用意する
まずは鷹の爪を用意します。
![用意された鷹の爪](http://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2020/03/nukazuke_red_pepper_0001.jpg)
ここから必要な量だけ取り出します。
![3つの鷹の爪](http://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2020/03/nukazuke_red_pepper_0008.jpg)
必要な量を取り出せたら、鷹の爪を輪切りにしていきます。
鷹の爪を輪切りにする
鷹の爪を輪切りにしていきます。
ハサミを使うと楽です。
輪切りにしたら、種と鷹の爪を分けます。
![輪切りにされた鷹の爪](http://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2020/03/nukazuke_red_pepper_0009.jpg)
鷹の爪と種を分けたら、ぬか床を用意し、ぬか床に鷹の爪を入れていきます。
まずはぬか床を用意します。
ぬか漬けを用意する
ぬか漬けを用意します。
![用意されたぬか床](http://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2020/03/nukazuke_red_pepper_0006.jpg)
ぬか床が用意できたら、
鷹の爪を入れていきます。
![ぬか床に入れられた鷹の爪](http://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2020/03/nukazuke_red_pepper_0005.jpg)
鷹の爪を入れたら、ぬか床と鷹の爪を混ぜていきます。
鷹の爪をぬか漬けに入れる
ぬか床に鷹の爪を入れていきます。
![混ぜられる鷹の爪とぬか床](http://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2020/03/nukazuke_red_pepper_0002.jpg)
ぬか漬けと鷹の爪を混ぜる
よく混ぜて完成です。
![混ぜられたぬか床と鷹の爪](http://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2020/03/nukazuke_red_pepper_0004.jpg)
ちなみにこのときの、私のぬか床の重さは、1.6kgです。
つぎは、ぬか漬けの鷹の爪の入れ方についてです。
鷹の爪の入れ方
鷹の爪の種を取るかどうかは、好みです。
種を入れた方が辛くなると思います。
辛くしたくない場合は種を入れないほうがいいでしょう。
私は、種がぬか床の中で散らばっているのが嫌なので、
基本的には種を入れないようにしています。
ただ、種を入れたからといって、害はないと思います。
好みだと思います。
また、鷹の爪は、丸ごと入れてしまってもいいと思いますが、
ぬか床を混ぜていくうちに、唐辛子が破け、
中の種が出てくる可能性が高いです。
種が出てきてもいいなら、丸ごと入れても大丈夫です。
また、種が出てくるのが嫌なら、予め種をとってから、
丸ごと鷹の爪を入れたほうがいいと思います。
一度に入れる鷹の爪の量は、1kgに対して、2~3本が目安です。
ぬか床が赤くなるほど唐辛子を入れる人もいるようなので、
どれくらいの量を入れるかは好みです。
辛くしたくなければ、少しずつ入れるといいと思います。
ぬか漬けに鷹の爪を入れる理由
ぬか漬けに鷹の爪を入れる理由は、
防虫効果と、味を引き締める効果です。
夏の暑い時期など、鷹の爪をぬか床に入れることで、
菌の過剰発酵を抑えることができます。
また、ぬか漬けに辛味が加わり、味が引き締まります。
わたしの経験では、とくに鷹の爪を入れた直後のぬか漬けは、
辛さというか、鷹の爪の香りがして、非常に美味しく感じます。
こうした効果のある鷹の爪ですが、取り出すべきかどうかを紹介します。
ぬか漬けに入れた鷹の爪を取り出すか
ぬか漬けに入れた鷹の爪は取り出すべきかどうかですが、
取り出す必要はないと思います。
まず、小さくなってしまって取り出すのは不可能です。
防虫作用や、菌の過剰発酵を防ぐ作用もあるので、
無理に取り出す必要もありません。
ぬか漬けの味を引き締める効果もあります。
しばらく経つと、鷹の爪も色が薄くなり、溶けてしまいます。
いつまでも鷹の爪の効果が続くわけではないです。
定期的に鷹の爪を補充していく必要があります。
次は、鷹の爪をぬか漬けに入れる頻度の目安を紹介します。
ぬか漬けに鷹の爪を入れる頻度
ぬか漬けに鷹の爪を入れる頻度は、
1~3ヶ月に1度加えるくらいが目安です。
足しぬかをする際に、補充するといいでしょう。
ぬか漬けの味を確認して、
辛味がほしければその都度足していって構いません。
日常的に足す必要はないです。
一ヶ月単位で足していく感じになるかと思います。
ゆず、山椒、生姜などの他の素材との兼ね合いを
見ながらぬか漬けに足していくといいでしょう。
ぬか漬けの鷹の爪の入れ方のまとめ
ぬか漬けの鷹の爪の入れ方の目安は、
1~3ヶ月に一度、2~3本の鷹の爪を
1kgのぬか漬けに入れるというやり方です。
私自身は、あまり辛味は重視していないので、
辛味が足りなくなったからと、鷹の爪を足すことは、
あまりないです。
そのかわり、ぬか床が酸っぱくなってしまったときに、
菌の活動を抑えるために、鷹の爪を足したり、
足しぬかをして、生ぬかの匂いが強くなったときの
香り付けとして鷹の爪を加えたり、
肉用のぬか床に床分けし、足しぬかをし、
自分のぬか床が、茶色くなったときに、
見栄えのために鷹の爪を加えたり、
といった用途で鷹の爪を加えることが多いです。
以前、読んだ本で、ぬか床が真っ赤になるまで鷹の爪を
入れる人もいるという情報がありました。
辛いのが好きなのであれば、自分の好みの辛さまで
いくら鷹の爪を入れても問題ないと思います。
基本的にぬか漬けに正解はなく、
目安しかないので、自分の好みを見つけてみてください。