一人暮らしにおすすめなぬか漬けの量や作り方、容器などを紹介します。
一人暮らしだと、忙しいのでぬか床の手入れができるかどうか気になる人もいると思います。
ぬか床は冷凍保存できるので、長く家を空けるときは、冷凍保存してしまえば大丈夫です。
また、臭いが部屋の中で困るということも、適切にぬか床を手入れしていれば起こりません。
一度ダメにしてしまっても、また始めればいいので、
是非始めてみて欲しいです。
私がこれまでぬか漬けを作ってきた経験から、
一人暮らしにおすすめなぬか漬けの量や作り方、容器などをまとめてみました。
一人暮らしにおすすめなぬか漬けの作り方
一人暮らしにおすすめのぬか漬けの作り方、はじめ方を紹介します。
以下の点から紹介します。
- 容器の大きさ
- ぬか床の量
- 野菜の量
- 保存方法
- 手入れの仕方
一人暮らしにおすすめな容器の大きさは6L
一人暮らしのぬか漬け容器の選択肢は以下の通り。
1.5Lの倍数で考えるといいと思います。
とにかく小さく始めたい人は、1.5L程度のもの。
定番を選びたい人は3L程度のもの。
最初から大きいものを選んでもokな人は6L以上のもの。
私のおすすめは6Lです。
一人暮らしの私が使ってきたぬか漬け容器の大きさ
私は1.5 L 、3.2 L、5.4L のものを使ったことがあります。
左が野田琺瑯のレクタングル深型L(1.5L)です。
右が野田琺瑯のぬか漬け美人(3.2L)です。
あと3升(5.4L)の瓶も使ったことがあります。
この3升の瓶と同程度の大きさの野田琺瑯の容器は、
ぬか漬け美人Lという製品です。(5.8L)
それぞれの容量のメリットとデメリット
容器を小さくするにしても、1.5L程度が限界です。
1.5Lだと水分がすぐ蒸発したり、ぬか床の容積に対して、
空気に触れる面積が大きすぎたり、
すぐに野菜の水分で水浸しになってしまったり
お金はかからないですが、管理が大変です。
最低限3Lは欲しいです。
6L以上は持ち運びが大変ですが、ぬか床は大きければ大きいほどいいです。
ぬか床の味、調子が安定します。
一人暮らしにおすすめのぬか漬け容器の大きさは6L
一人暮らしにおすすめのぬか漬け容器の大きさは6Lです。
ぬか床の調子が安定し、美味しくなります。
そして、小さな容器でちまちまかき混ぜるより、
大きな容器でかき混ぜる方がよっぽど楽ですよ。
これは、大きな容器を使い始めた理由でしたし、実際当たってました。
ぬか漬けをやってみて、私の考えでは、
一人暮らしかどうかに関係なく、6Lがぬか漬けの最低限の容量です。
最初に買うぬか漬け容器のサイズの決め方
私が最初に使ったのは、ぬか漬け美人(3.2L)でした。
6L以上のものを買う気満々の人は、そのまま買うことをおすすめします。
6Lだと気が引ける人は、3L程度のものを買うのがおすすめです。
一人暮らしにおすすめなぬか床の量
3Lだと、市販のぬか床1kgが二つ、ちょうど収まる大きさです。
1.5Lだと、出来合いのぬか床1kgで十分です。
6Lだと、出来合いのぬか床4つ、4kgが入ります。
容器に入れるぬか床の量ですが、容器の高さの半分程度に糠床を納めるようにします。
上記のぬか床の量で、だいたい、容器の高さの半分程度になります。
半分以上ぬか床を入れてしまうと、かき混ぜる時にぬかがこぼれやすくなります。
一人暮らしにおすすめなぬか漬け容器の形
かき混ぜやすさなら、瓶が一番。
- 瓶のふくらみが、かき混ぜる手の上下の動きに沿っているから。
- 丸型なので、角がなくかき混ぜやすい。
- 口がすぼむので、かき上げたぬかが瓶の内側に落ちてこぼれにくい。
冷蔵庫収納を考えるなら、角型のものが良いです。
扱いやすさの点で、バランスが一番いいのは、円筒型のストッカー。
ホーローのストッカーは取っ手がありますが、
瓶には取っ手がありません。
以上から、容量ごとのおすすめの容器の形は以下の通り。
- 3Lなら、直方体のものがおすすめ。
- 6L以上なら角型でもいいし、円筒型、瓶でも大丈夫。
- 6L以上で冷蔵庫保存したい場合は、角型がおすすめ。
3L以下で円形平面の容器はおすすめしません。
小さく切らないと野菜が入らないし、
かき混ぜにくくてしょうがないと思います。
角型の容器の最大容量は、7L~8Lのようです。
これ以上大きいと、大きすぎたり、重すぎて、
冷蔵庫に入れられるというメリットが消えてしまうからではないでしょうか。
一人暮らしにおすすめなぬか漬けにする野菜の量
ぬか床に入れる野菜の量ですが、野菜を 詰めすぎてはいけません。
すぐにぬか床が水浸しになってしまいます。
それに、食べきれません。
私は、2種類の野菜をそれぞれ、2、3回で食べきれるように入れます。
色々な野菜をつけるほうがいいので、 一つの野菜を多く買いすぎないようにします。
ぬか床には常に2種類の野菜が入っている状態にします。
疲れたら1種類の野菜にします。
一人暮らしにおすすめな保存方法
保存方法は冷蔵庫に入れるか、室内で保存するかのどちらかです。
私は冷蔵庫に入れるとサボりがちになってしまうため、室内で保存するようにしています。
自分に合ったやり方を選べばいいと思います。
いざという時は、ぬか床を冷凍庫に移すために、ジップロックを用意しておくのがいいと思います。
一人暮らしにおすすめな手入れの仕方
手入れの仕方ですが、毎日必ずチェックをし、天地返しをするようにします。
ぬか漬けをこれから始める場合は、一つ一つ道具を自分で買い揃えるか、キットを買ってしまうかどちらかです。
後から必要になるので、足しぬか用のぬかや、唐辛子、ゆずなど、副材料も買い揃えておくと便利です。
次は一人暮らしにおすすめなぬか漬けメニューと、その料を紹介します。
一人暮らしにおすすめなぬか漬けメニューとその量
私は小皿に2種類の糠漬けを 盛り付けるようにしています。
私がよく作るぬか漬けのメニューと、1回に入れる量を紹介します。
- 人参なら小さいもので半分、大きいものは⅓
- なすは一本を半割にする
- カブは1株を4つ割にする
- ゆで卵は2個
- オクラは4本
- みょうがは4つ
- きゅうりは半分
- 長芋5~6cm程度1つか2つを半割にする
これらの野菜を、2種類ぬか床に入れるようにしています。
ぬか漬けを作り始めた時は、3種類4種類と野菜を取っていたのですが、2種類でいいかと思うようになりました。
野菜の種類を少なくした方が、管理が楽になります。
繰り返し同じ野菜をぬか床に漬けるのを避けるためにも、一度に入れる野菜の種類は少なくした方が楽になります。
次は一人暮らしにおすすめなぬか漬けキットを紹介します。
一人暮らしにおすすめなぬか漬けキット
一人暮らしにおすすめなぬか漬けキットは、
容器とぬか床がセットになっているものです。
始めるなら、容器とぬか床がセットになっているものを買うのが、一番早いです。
他には、ビニール容器に入ったぬか漬けキットもあります。
無印やみたけなどからビニール容器に入ったぬか漬けキットが売っているので、
手軽にぬか漬けを始めたい人は、
ビニール容器入りのぬか漬けキットがいいかもしれません。
一人暮らしでぬか漬けが食べ切れない場合
一人暮らしでぬか漬けが食べきれない場合は、
かやくにしたり、チャーハンに混ぜたり、アレンジレシピを使って消費するのがおすすめです。
また、一度に入れる野菜の量は少なくし、2種類だけにするなど、早く食べきれる量だけぬか床に漬けるようにします。
また、毎日食べるよう、ご飯、味噌汁、ぬか漬けのような定食を自炊する習慣つけるのもおすすめです。
それから、漬かりが早くなるように、野菜を小さく切ってから漬けるのも、おすすめです。