ぬか漬けをこれから学ぶ方へ。
ぬか漬けの本があると、安心です。
わたしは、この三冊をおすすめします。
- ぬか床づくり母から子へ伝えたいスローフード(https://amzn.to/2SV2zpi)
- ぬかづけの基本 はじめる、続ける(https://amzn.to/3clns4I)
- 簡単にはじめる ぬか漬けの教科書(https://amzn.to/3fFLfhJ)
そして、
- ぬか漬け店主の本を買いたい人向けの本が、「ぬか床づくり母から子へ伝えたいスローフード」
- カラフルな写真を楽しみたい人向けの本が、「ぬかづけの基本 はじめる、続ける」
- これからはじめる人向けの本が、「簡単にはじめる ぬか漬けの教科書」
です。
ぬか漬けの本は実践しながら理解するもの。
つまり、長年に渡って学ぶもので、コスパはすごくいいです。
何か一冊買ってみてください。
ぬか漬け本初心者向けおすすめの3冊はコレ
ぬか漬けを学ぶのにおすすめなのは、以下の三冊です。
- ぬか床づくり母から子へ伝えたいスローフード
- ぬかづけの基本 はじめる、続ける
- 簡単にはじめる ぬか漬けの教科書
実践的な「ぬか床づくり母から子へ伝えたいスローフード」
実践的なものが欲しい人は「ぬか床づくり母から子へ伝えたいスローフード」、
情報が多くておしゃれ「ぬかづけの基本 はじめる、続ける」
情報量が多くておしゃれなものが欲しい人は「ぬかづけの基本 はじめる、続ける」、
これからはじめる人向け「簡単にはじめる ぬか漬けの教科書」
もっとも初心者に寄り添った本が欲しい人は「簡単にはじめる ぬか漬けの教科書」、
がおすすめです。
理由を説明していきます。
「ぬか床づくり母から子へ伝えたいスローフード」はレシピも装丁も実践的でハイクオリティ
実践的な本です。
モノとしてのデザインが実践的でいい理由
- この本だけカバーがビニールなので、濡れた手でも触れる
- 豊富なデザイナーのイラスト(野菜の写真の代わりのイラストではなく、純粋な装飾としてのイラストが豊富)
- 紙の質感とカラーを変化させるデザイン
- 大きめで読みやすいフォント
レシピが実践的でハイクオリティな理由
- なすを塩もみして水を絞ってから漬けるレシピはこの本だけ
- なすは水をよく絞った方が青く染まり、美味しい
- 山椒とゆずを自分で処理して保存する方法が詳しく解説
この本が実践的な理由
- 著者がぬか漬け店を営んでいる
- 小さな写真でも、そこに映る本物の野菜や、副材料の量がとても多い
- レシピが見開き4つでまとめられているのですぐに見つけられる
「ぬかづけの基本 はじめる、続ける」は雑誌のコンパクト版
この本が一番見ていて楽しめます。
一番情報量が多い
- 肉、魚のレシピが掲載
- ぬか漬けのレシピの一つ一つに写真が掲載
- 付録に発酵に関する情報が掲載
- ぬか漬けのアレンジレシピが豊富に掲載
美味しそうな写真が多く見ていて楽しい
- カラフルで、ファッション雑誌を見るよう
- アレンジレシピも全てに写真が掲載
- どのような食卓を作ろうか、想像力を掻き立てられる
アレンジレシピのバリエーションも豊富
- アレンジレシピは数が多く中華、イタリアン、などジャンルも幅広い
- 肉や魚、ぬかのアレンジレシピも掲載
「簡単にはじめる ぬか漬けの教科書」は始め方を詳しく解説した教科書
この本が一番わかりやすく初心者向けに作られています。
必要な情報をわかりやすく見せてくれる
- ぬか漬けの野菜のレシピページは、野菜の切り方を見せる写真が1ページまるごと占拠
- ぬか漬けの写真はものすごく小さくおまけ程度に掲載
- 始め方に説明的に比較的多くのページを割いている
- 写真が全体的に大きく迫力がある
本当に何も買っていない人向け
- 2人向きの容器の容量は2リットルなど容器の容量に言及しているのはこの本だけ
- 2リットル容器に入るぬか、水、塩、の重量を示してるのはこの本だけ
- 各容器のどのくらいの高さまでぬか床を入れるのか掲載してるのはこの本だけ
記憶に残るデザイン
- 一度に数冊買った本の中で、何を読むかと考えたときに思い浮かんだのはこの本
- 野菜一つが1ページを占めるため、印象が強く残る
- 一つ一つの要素をシンプルにし、メッセージ性を重視している
あとがき
それぞれの本の参考情報をまとめておきます。
参考情報
ぬか床づくり | ぬかづけの教科書 | ぬか漬けの基本 | |
ページ数 | 79ページ | 95ページ | 127ページ |
著者氏名 | 下田敏子 | 塩山奈央 | 山田奈美 |
プロフィール | 1949年福岡県生まれ。「ぬか床 千束」店主。 | パタンナーを経て、 料理や縫い物を通じて心地よい暮らしを伝える“暮らし家”に。 | 国際中医薬膳師。 「食べごと研究所」主宰/北京中医薬大学日本校卒。 |
レシピ数(野菜) | 35 | 19 | 41 |
どれもいい本なのでどれか一つ買ってみてください。
それぞれの長所・短所
長所短所をまとめます。
ぬか床づくり | ぬかづけの教科書 | ぬか漬けの基本 | |
長所 | 本格的 | 下ごしらえにフォーカス | 情報豊富 |
短所 | 少しあっさり | シズル感に欠ける | メッセージ性が犠牲 |
ぬか床づくり
本格的なのですが、コンパクトなので、実践する前に読むと少しあっけなさを感じます。
いろいろな要素がリッチではありますが、読み物感には欠けます。
ぬか漬けの教科書
ぬか漬けのゴールよりも過程の説明がメインなので、少し全体的に雰囲気が地味になっています。
ぬか漬けの野菜のレシピ数が少ないです。
ぬか漬けの基本
情報の網羅性はあるのですが、実用本、料理本としてのキャラクターは少し薄いです。
読み物感が強く、レシピを確認するのにこの本が頭に浮かぶことは、あまりないです。
一番のおすすめは複数買うこと
人によって違うレシピもあり、杓子定規にならずに自分のやりたいようにやってもいいんだと思えます。
それぞれカバーしてる領域が違うので、できるだけ多く買ったほうが、学べることは多いです。
また、上記のメリット・デメリットは、複数所持している人間の意見なのでご了承ください。
(どれか一つだけ持っているのであれば、レシピを確認するとき、その本を手に取るに決まっています。)
それぞれの本のコンセプトが少しでも伝われば幸いです。