![ぬか床に柿の皮を入れる方法](https://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2021/04/nukadoko_persimmon_peal.jpg)
ぬか床に柿の皮を入れる方法はシンプルで、
市販の乾燥された柿の皮を買って、
ぬか床に混ぜるというものです。
今回は、こちらの商品を使いました。
ぬか床に柿の皮を入れるのはおすすめです。
ぬか漬けがほんのり甘くなり、香りもよくなります。
特に、ぬか床に甘みが不足してると思う方におすすめしたいです。
ぬか床に柿の皮を入れても、苦味や渋みは出ませんでした。
若干、ぬか床の色が暗くなったように感じました。
生姜や、山椒、ゆずに比べたら、香りは弱く、微かにしか香りません。
味も、ほんの少し甘みが感じられる程度です。
しかし、違いが感じられます。
山椒、生姜、ゆずにはできない、
ぬか床の味をまろやかにする効果があると思います。
山椒、ゆず、生姜に比べて、量を多く入れる必要があると思います。
目安としては、ぬか床の表面をおおう程度の量を、
まず入れるといいかと思います。
今回入れたのも、同程度の量でした。
入れたりなければ、徐々に足すのがいいかと思います。
市販の柿の皮は量が多いのですが、
柿の皮はそれなりの量を入れないと効果がないので、
案外多すぎることはないと思います。
ぬか床に柿の皮を入れる方法
ぬか床に柿の皮を入れる方法はシンプルで、
市販の乾燥された柿の皮を買って、
ぬか床に混ぜるというものです。
今回は500gの柿の皮を買った時の紹介をします。
写真のようなサイズです。
![ダンボールの中の柿の皮](https://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2021/04/persimmon_package_01.jpg)
箱から出すと、袋が折りたたまれていたことがわかりました。
![ダンボールから取り出した500gの柿の皮](https://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2021/04/persimmon_package_02.jpg)
柿の皮は乾燥されていて、袋には、ジッパーはなかったので、
自分で小分けにして、保存しました。
市販の保存袋三つが目一杯になり、
あともう一袋に、少し余った分を入れました。(写真右上)
![小分けにされた柿の皮500g](https://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2021/04/persimmon_package_03.jpg)
まずは、最初にひとつかみぬか床に入れました。
![ぬか床の上の柿の皮](https://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2021/04/persimmon_pickle_01.jpg)
ぬか床に混ぜました。
![ぬか床に入れられた柿の皮](https://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2021/04/persimmon_pickle_02.jpg)
ところが、あまりぬか床に変化を感じなかったので、
追加で、二つかみ程度入れました。
![追加でぬか床に入れた柿の皮](https://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2021/04/persimmon_pickle_03.jpg)
ぬか床に柿の皮を入れるとどうなる?
ぬか床の色、香り、味に変化があったので、
メモします。
ぬか床の色
ぬか床に柿の皮を入れると、ほんの少しですが、
ぬか床の色が暗くなったように感じました。
柿の皮はどうなる?
柿の皮は水を吸って一日でかなり柔らかくなりました。
混ぜていれば粉々になります。
腐る心配は必要ないと思います。
![ぬか床に入れて1日経った柿の皮](https://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2021/04/persimmon_pickled_01.jpg)
ぬか床の匂いはどうなる?
若干ですが、柿の甘い匂いがつきました。
ほんの少し香る程度です。
山椒、生姜、ゆずと違ってスーッとする匂いではなく、甘い匂いなので、
ぬか床の匂いをもっと柔らかくしたいという方には、柿の皮はおすすめです。
ぬか床の味はどうなる?
ぬか床には、柿の香りがわずかにつきました。
柿の甘みはほとんど感じられません。
しょっぱさ、酸味に勝つほど、柿の皮の甘みはないです。
柿の味を感じるのはかなり難しかったです。
ぬか床に柿の皮を入れると、ぬか漬けの味はどうなる?
ぬか床から、柿の皮からの味を感じるのは、難しかったのですが、
ぬか漬けに関しては、違いを感じました。
今回は柿をいれてから、人参を半日漬けてみました。
人参を食べてみたところ、今までとは違う風味を感じました。
やはり、若干人参の甘みとは違った、柿のような甘みを感じました。
![柿の皮を入れてからはじめて作った人参のぬか漬け](https://nukazuke.jp/wp-content/uploads/2021/04/persimmon_carrot_02.jpg)
最初に食べた時、あれ、今まで自分で作ったぬか床で、
こんな味したことあったっけ?と感じました。
今回使ったぬか床は、自分で作って1ヶ月ほど経ったばかりの新しいぬか床です。
この人参を食べた時は、それまで漬けていたものより美味しく感じました。
このぬか床に限らず、今まで自分で作ったぬか床でこんな味したことあったっけ?
と感じました。
思い浮かんだのは、柿の皮を使った市販のぬか床の味でした。
なので、やはり、柿の皮を入れると、
独特の甘みが加わると言っていいかと思っています。
ぬか床に柿の皮を入れてみた感想
ぬか床に柿の皮を入れる1番のメリットは、
まろやかさを加えられるという点かと思いました。
山椒、ゆず、生姜、はまろやかさはありません。
みかんもやはり柑橘類なので、柿ほどではないです。
柿は、甘みを加えるのはもちろん、
香り、味にまろやかさを加える効果があって、
これが一番のメリットだと思います。
他の副材料ができないこと、(ぬか床にまろやかさを加える)を補ってくれます。
甘みやまろやかさを求める人は試してみる価値があると思います。
ぬか床に柿の皮を入れる方法まとめ
ぬか床に柿の皮を入れる方法はシンプルで、
市販の乾燥された柿の皮を買って、
ぬか床に混ぜるというものです。
柿は他の副材料に比べて、多めに入れたほうがいいです。
若干の甘みがぬか漬けに移ります。
ぬか床、ぬか漬けの味、香りをまろやかにします。
ぬか漬けにまろやかさ、甘みを足したい人に、おすすめです。