人参のぬか漬けの漬け方
人参のぬか漬けの漬け方

人参は、手軽に赤のいろどりを、食卓に添えてくれる、貴重な食材です。

古漬けにしても美味しいので、漬けっぱなしにできます。

皮を剥かなくても漬けられます。

きゅうりのように水っぽくもありません。

そのうえ、人参のしっかりした甘みがあり、非常に香りが良いです。

定番メニューになること間違いなしの食材です。

人参のぬか漬けの漬け方

人参のぬか漬けの漬け方は、シンプルです。

人参を水洗いし、半割にし、ぬか床に漬けて完成です。

まずは、人参を用意します。

パックに入った人参
パックに入った人参

人参を下ごしらえする

次に人参の汚れを水洗いして落とし、水気を拭き取ります。

人参の汚れを水洗いして落とし、水気を拭き取る

汚れを落としたら、人参を切っていきます。

まな板の上の人参
まな板の上の人参

人参を切る

まず人参の頭を切り落とします。

頭を切り落とされた人参
頭を切り落とされた人参

次に人参の根本を切り落とします。

頭を切り落とさ根本を切り落とされた人参れた人参
根本を切り落とされた人参

ここから人参を切り分けます。

必要な分量に応じて切り方を工夫してみて下さい。

大きめの人参は三等分の長さに、小さめの人参は半分に切ります。

今回は小さめの人参なので、半分に切ります。

半分に切られる人参
半分に切られる人参

どのくらいの大きさに切るかは、

ぬか床にどれくらいスペースがあるか、

どれくらいの量を一度の食事で食べるか、

に応じて、決めます。

この人参を皿に半分に切ります。

四分割された人参
四分割された人参

次は、ぬか床に人参を漬けていきます。

人参をぬか床に漬ける

切った人参をぬか床に漬けていきます。

ぬか床を用意します。

用意されたぬか床
用意されたぬか床

人参をぬか床に漬けていきます。

ぬか床に漬けられる人参
ぬか床に漬けられる人参

人参を漬けるスペースを見つけたら、ぬかをかぶせていきます。

ぬかを被せられる人参
ぬかを被せられる人参

人参を全ておおうように、ぬかをかぶせて完了です。

人参を漬けたぬか床
人参を漬けたぬか床

人参がすべて、ぬかに接するように、空気を抜くよう、

ぬかを敷き詰めます。

さいごに、容器についたぬかを拭き取って、保管します。

漬け時間を過ぎたら、人参のぬか漬けをぬか床から取り出します。

人参をぬか床から取り出す

人参のぬか漬けをぬか床から取り出します。

ぬか床を用意する

ぬか床を用意します。

用意されたぬか床
用意されたぬか床

人参のぬか漬けを取り出していきます。

ぬか床から取り出される人参のぬか漬け
ぬか床から取り出される人参のぬか漬け

一度に食べる量を取り出します。

ぬか床から取り出された人参のぬか漬け
ぬか床から取り出された人参のぬか漬け

まな板で切ってから戻すと、まな板の雑菌がぬか床に入るので、

気になる人は、最初から、一度に食べる量まで、

細切れにしておくといいでしょう。

取り出した人参のぬか漬けは、ぬかを落とし、切って盛り付けます。

人参のぬか漬けを切って盛り付ける

取り出した人参のぬか漬けから、ぬかを落とします。

ぬかを落としたら、人参のぬか漬けを切っていきます。

皿に盛り付ければ、人参のぬか漬けの完成です。

皿に盛り付けられた人参のぬか漬け
皿に盛り付けられた人参のぬか漬け

私は、人参のぬか漬けは拍子切りにすることが多いです。

つぎは、人参のぬか漬けの漬け時間を紹介します。

人参のぬか漬けの漬け時間

人参のぬか漬けの漬け時間です。

人参のぬか漬けの漬け時間(常温)

常温で保存する場合、人参のぬか漬けの漬け時間は

夏は、半日から、1日以上が目安です。

冬の場合は、漬かりが遅くなるので、1日以上が目安になります。

人参のぬか漬けの常温での漬け時間の目安を示した棒グラフ
人参のぬか漬けの常温での漬け時間の目安を示した棒グラフ

冬でも、暖房などで、部屋が暖められている場合は、

漬け時間も変わってくるので、じっさいの室温をチェックします。

つぎは、人参のぬか漬けを冷蔵庫で漬けたばあいの漬け時間を紹介します。

人参のぬか漬けの冷蔵庫での漬け時間

人参のぬか漬けの冷蔵庫での漬け時間は、

1日以上を目安にします。

人参のぬか漬けの冷蔵庫での漬け時間の目安を示した棒グラフ
人参のぬか漬けの冷蔵庫での漬け時間の目安を示した棒グラフ

漬け時間は、ぬか漬けの大きさや、ぬか床の塩分、ぬか床の手入れのされ具合によって変化します。

さいごにまとめと、人参のぬか漬けの漬け方のコツを紹介します。

人参のぬか漬けの漬け方のまとめです。

人参のぬか漬けの漬け方のまとめ

人参は洗って、切って、ぬか床に漬けるだけです。

  • 人参を下ごしらえする
  • 人参をぬか床に漬ける

人参のぬか漬けが、黒い、固い場合について、対処法を紹介します。

人参のぬか漬けが黒い場合の対処法

人参のぬか漬けが黒い場合、褐変が原因です、詳しく知りたい人は、「褐変」で調べてみてください。

人参の皮は傷ついているため、黒くなりやすいです。

まずは、人参の皮をむいてからぬか床に入れるのが、一つの手です。

それでも、ぬか床に隙間があり、人参がぬか床の中で空気に触れていると、黒くなります。

ぬか床を平らにならしてから、人参を押し込むようにして漬ける。

ぬか床を押しつけて、空気をよく抜き、適度にぬか床に水分を含ませる。

これらが、人参のぬか漬けが黒い場合の対処法です。

ぬか床が調子が良いことが、条件です。

私は、人参の皮を向かずに漬けますが、色が暗くはなりますが、黒くはなりません。

人参のぬか漬けが固い場合の対処法

人参のぬか漬けが固い場合は人参を小さく切ってから漬けるのが、対処法です。

それでも、固い場合は、ぬか床の手入れを見直します。

あとがき

人参のぬか漬けは、彩りがきれいな食材です。

人参のぬか漬け
人参のぬか漬け

古漬けにも向いており、見た目だけでなく、味も楽しめる食材です。